ガンマーガードSKMの種類・説明

ガンマーガードSKMの種類・説明

2016年05月05日(木)7:24 PM

DSCN2302 SKM系には、ステンレスコート、セラコート、クリヤー、カラーの4種類に分類できます。SKM系のメイン樹脂は、耐候性・耐熱性・耐酸性・防汚性等に優れています。充填剤の種類によって性能を変更することが可能です。密着性はアルミ・アルミ合金・アルマイト等のアルミ系だけでなく、ステンレス・軟鋼板・銅等の金属にプライマーなしでご使用いただけます。
ステンレスコートは、左の写真になります。
 ステンレスコートは、耐候性・防汚性・防食性・街の景観目的で使用されております。ステンレス(316L)の使用により長期間の色変化に対応できます。(アルミフレークは、長時間の紫外線によって変色し、酸性雨等では溶解することがあります)
 実績としましては、鋼管ポール上(溶融亜鉛ポールにリン酸処理の表面に直接コーティングしています)にスプレーでコーティングしています。
 代表的なカラーとしましては、ブリリアントブラウン・ブラウン255・ダークグレー等があります。色につきましては、ご相談ください。パステルカラー等の淡い色につきましては、ステンレスフレークがアルミフレークよりも全体的に黄味黒なために、どうしても難しい場合があります。
DSCN2308左の写真はセラコートグレーになります。
 セラコートは、耐候性・防食性目的で使用されています。ステンレスコートよりも安価で、ソリッドカラーですので使用する範囲も広がると思います。防食性能はステンレスコートよりも優れています。
 色に関しましては、ステンレスコートよりも制限が少ないですが、難しい色もありますのでご相談ください。
 実績としましては、アルミ合金に耐候性・防食性目的で使用されています。塗布方法はなるべくスプレーでコーティングしていただければ、
性能も出やすいですし、外観も綺麗です。(ステンレスコートも同様です)
DSCN2305 鋼管ポールに錆転換プライマーを塗り、ステンレスコートをコーティングしたものです。
 錆転換プライマーは、水系、溶剤系(2種類)を用途・目的に合わせて選定させていただきます。
 プラント等の大型構築物の補修に使用されています。重防食が必要な場合は、さらに中塗りを入れることによって防食性能が高まります。
ケレン等作業を簡単にできますので、コストダウンになります。

DSCN2020ガンマーガード カラーSKMの写真になります。
耐候性・耐酸性・防汚性目的で使用されています。
用途は、船舶の汚れやすい部分(煙突まわり等)、自動車のブレーキキャリパー、自動車のアルミホイール、重防食の上塗り等に使用されております。 

 

 



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